キラキラしたイメージのあるインスタ集客ですが、「フォロワー数が伸びない」「集客につながらない」と悩みを感じるユーザーは非常に多いです。とくに、個人でアカウントを運用している方は行き詰っても相談できる専門家が近くにいないケースがほとんどです。
そこで今回は、インスタ集客に疲れたと感じている方に向けてモチベーションを維持するコツやインスタ集客が伸び悩む原因などを解説していきます。アカウント運用にお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください!
インスタ集客に疲れてしまう原因
インスタ集客に疲れたと感じる原因はさまざまです。以下では、主な原因を2つ解説します。モチベーションを維持するために、まずはインスタ集客に疲れてしまう原因を探っていきましょう。
フォロワーといいね!の数を気にしすぎてしまう
インスタ集客に疲れたと感じる方の中には、フォロワーといいね!の数を気にしすぎてしまうケースが多く見られます。
フォロワーといいね!の数は、アカウントの普及具合やユーザーからの反応を分かりやすく可視化することができます。しかしその反面、自分の投稿に対して反応がないと不安になってしまうというデメリットがあるのです。
こういった不安が重なると、インスタ集客に疲れてしまうでしょう。フォロワー数が少ないアカウントでも、確実に仕事につなげていっているケースは多くあります。フォロワーやいいね!の数にとらわれずに、目的意識を持ってインスタ集客に取り組みましょう。
即効性を求めすぎてしまう
インスタ集客に疲れたと感じてしまう方の特徴には、「即効性を求めすぎてしまう」ことが挙げられます。インスタ集客を始めとしたSNSマーケティングは、アカウントの運営を始めるとすぐに利益につながるというイメージを持たれがちです。
しかし、実際のインスタ集客においては即効性を期待できません。最近注目を集めている「リール」の活用や、文字を入れた画像の投稿などを有効とされる方法を実践したとしても、すぐに成果を得ることは難しいです。インスタ集客は時間をかけて成果を得ていくことを前提に行いましょう。
インスタ集客でモチベーションを維持するコツ
インスタ集客を行う際にモチベーションを維持し続けるコツを2つ紹介します。インスタ集客に「疲れた」と感じている方は、ぜひ実践してみてください。
目標を明確に定める
モチベーションを維持するためには、まずアカウントを運営する際の目標を明確に定める必要があります。目標を達成する期限や数字を決めることで、自分の達成した成果を視覚化することができるのです。具体的な数字を見ることで、より達成感を得ることもできるでしょう。
「2日に1回投稿する」「何日までに閲覧数を増やす」など、まずは達成しやすい目標を設定します。細かく目標を設定し成功体験を重ねることで、モチベーションを長く維持することにつながるのです。
環境と気持ちを整える
インスタ集客はスマートフォンをメインに活用して行うものです。企業などでアカウントを運営している方はともかく、個人でアカウントを運営している方は「仕事」としての意識を持ちにくいという方も多くいらっしゃるでしょう。
プライベートとの混同がモチベーションを維持できない原因だと感じている方は、まず自分の仕事に「プロ意識」を持ちましょう。プロ意識を持ちアカウントを運用することで、継続的にモチベーションを維持することができるのです。
また、「自宅だと怠けてしまう」という方は近所の図書館や自宅の一角などに、「仕事モード」になれる環境を作りましょう。同じようにインスタ集客を行っている方と一緒に作業することもおすすめです。コツコツ継続してアカウント運用を行っている方と時間を共有することで、あなた自身のモチベーションにつながります。
インスタ集客が伸び悩む原因と改善策
インスタ集客が疲れたと感じる方の中には、アカウントの運用に伸び悩んでいる方が多くいらっしゃるでしょう。そこで、インスタ集客で伸び悩んでしまう原因とその改善策を3つ解説していきます。以下の原因を参考に、これまでのアカウント運用を見直してみましょう。
①コンセプトが不明確
アカウントのコンセプトが定まっていないという方は意外と多く見られます。コンセプトとは「誰に向けてどんなサービスを提供しているのか」ということです。このコンセプトが不明確であると、ユーザーに自分の行っている事業を上手く伝えることができません。ある程度定まっていたとしても、専門用語が多く分かりにくいと専門外であるユーザーには理解してもらえないでしょう。誰にでも分かる言葉で、簡潔にまとめることがコツです。
コンセプトが決まれば、自然と投稿するコンテンツの内容が定まります。インスタ集客で伸び悩んでいる方は、まず自分の事業と運用するアカウントのコンセプトを明確にしましょう。
②ターゲットが定まっていない
アカウントの運用を始める際にターゲットが定まっていないと、集客につなげることは困難になります。投稿した情報が必要とされていなければ、ターゲットの心を掴むことはできないでしょう。インスタ集客で伸び悩んでしまう方は、ターゲットの調査や分析をせずに憶測で判断している可能性があります。
たとえば、アカウントでアクセサリーを販売する場合、売りたいアクセサリーの写真の投稿だけでは不十分です。アクセサリーの価格や購入方法、HPのURLなどを記載することで、写真を見て興味を持ったターゲットが「顧客」となる確率がアップします。ターゲットの求める情報を投稿内容に含めることで集客数を伸ばすことができるでしょう。
ターゲットが定まっていない場合は、インサイト機能を利用して、これまでの投稿に対する反応やフォロワーの特徴を明確にしましょう。フォロワーの年齢や性別、反応が多かった投稿などを分析することで、ターゲットが求めている情報を導き出すことができます。
③ブランディングができていない
アカウントのブランディングは、ターゲットに「どんなアカウントなのか」を理解してもらうために重要なポイントです。
ブランディングとは、ブランドの強みや立ち位置を明確にし、類似する商品からの区別化を図る活動です。ブランドのイメージをターゲットに定着・浸透させることを目的とします。個人の運営するアカウントであっても、集客を目的とする場合には欠かせない活動だといえるでしょう。
ブランドにイメージを定着させるためには、投稿するコンテンツに統一感が必要です。ブランディングを意識していなかったという方は、まずコンテンツの内容や投稿した写真の雰囲気などを見直してみましょう。
これからアカウントのブランディングを始めるという方は、プロフィール欄の作成から始めましょう。プロフィール欄は分かりやすく、簡潔に「どんなアカウントなのか」を伝える場所です。事業の内容や魅力を分かりやすく伝える紹介文を作成します。
また、インスタのアクションボタンを活用したり、HPのURLを記載したりすることも有効です。アカウントの顔となる「プロフィール写真」には印象に残りやすい、魅力的なものを設定しましょう。
これらのポイントを押さえることで、集客につながるプロフィールを作成することができます。
まとめ
投稿数は少なすぎても多すぎてもよくありません。目安として、2日に1回の投稿頻度が最適だといわれています。個人でアカウントを運用している方は、投稿頻度を上げることが難しい場合もあるでしょう。無理に投稿頻度を上げてクオリティが下がってしまってはいけません。クオリティが高く、継続して投稿できる頻度を見定めることが重要です。
今回はインスタ集客に疲れたと感じている方に向けて、モチベーションを維持するコツや集客で伸び悩む原因とその改善策などを解説してきました。成功体験を積み重ねることができれば、楽しくアカウントの運用を続けることができます。今回解説したコツや改善策を参考に、もう一度インスタ集客に挑戦してみてはいかがでしょうか。