売れる広告の共通点とは？ 重要な4つのポイント！

広告は集客や宣伝目的で行なうものです。費用が発生するものですので、当然広告を出すからには売れることが絶対条件となります。しかし、実際には売れる広告と売れない広告が存在します。その違いについてご存じないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、売れる広告の共通点として挙げられる4つのポイントについてご紹介いたします。

メリットをわかりやすく伝えられている

広告の目的は何かしらアピールしたい内容を広く伝えるというところにあります。たとえば、商品であったり、企業のイメージアップであったりとユーザーやターゲットに対して能動的に伝えていくための手段の一つです。

売れる広告とは、伝えたいことがしっかりと伝わっていることの証明となります。もちろん広告の効果がなくても目的を果たすことはできますが、非常に微々たるものでしょう。広告によって目的の達成率を高めることが目的ですので、それで売れなくては元も子もないのです。

訴求ポイントを分かりやすく伝えることが大切

売れる広告というのは、まずメリットがわかりやすく伝えられています。サービスや商品の紹介が目的の場合、その商品やサービスを使用することでどのようなメリットがあるのかが、訴求ポイントの一つです。それがユーザーに伝わらなければ、広告として意味をなしていないことになります。

また、十分に伝わっていないと最終的なコンバージョン率にも影響するでしょう。どのユーザーに対しても、わかりやすく端的にメリットを伝えられていることが、売れる広告への第一歩といっても過言ではありません。

具体例としては、たとえば脱毛に関する広告として、「最新のレーザー脱毛機による施術！」と「最短半年で脱毛完了も可能！」の2つの言い回しがあったとします。前者もアピールポイントではありますが、ユーザーにとってメリットとは感じないでしょう。一方後者であれば、最短半年で脱毛が完了できるという明確なメリットが伝わります。

具体性と裏付けがしっかりとしている

メリットを明確に記載した場合に何が起こるかというと、それが本当かどうか疑わしいという心理が働いてしまいます。あまりにメリットばかりでは、オーバーな表現になっているのではとそのまま真に受けずに警戒してしまうのも無理もないでしょう。

しかし、明確にメリットを伝えた結果として、かえってマイナスに働いてしまうのでは本末転倒です。そこで重要になるのが具体性と裏付けです。

具体的な数字とその裏付けがあることが大切

たとえば「たくさん」や「多数」という表現を使うケースが多く見受けられます。この表現からは、曖昧であることは否めません。そこで「〇〇％」や「〇〇件」と数字で具体的に記載することで、曖昧さをなくすことが可能となります。しかしそれだけでは、本当であると理解していただくことは難しいかもしれません。それに加えて、裏付けもプラスするといいでしょう。

裏付けにおいて効果的なのが、専門家の存在です。専門家によるお墨付きであることが伝われば、明確に示したメリットが、真実味を帯びてユーザーに伝わるようになるのです。もちろん偽装ではなく事実としての専門家のお墨付きであることが大前提となります。

口コミや共感してもらえる内容が含まれている

専門家の意見や見解・お墨付きが記載されていたとしても、信頼感という点においてはまだ弱いことがあります。とくに近年は何事においても、他人の評価を参考にするという流れができあがっているといっても過言ではないでしょう。自分自身がどう思ったかだけでなく、他人がそれをどう評価しているのかが、最終判断に大きく影響するのです。その意味では、口コミは非常に効果的です。

批判的な意見も取り入れる

口コミは好意的な意見ばかり集めてしまいがちですが、批判的な意見も取り入れるといいでしょう。比率としては、好意的なものを多くするべきですが、全てがプラスの口コミだけでは違和感があります。実際に批判的な意見がある場合は、事実に反していないものに限り採用しましょう。

第三者からの意見も効果的

口コミと同様に、第三者からの意見も効果的です。ユーザーからすればとても参考になる内容ですし、安心してサービスや商品を使用してみようと思える後押し要素になるからです。迷っている方にこそ効果抜群ですので、積極的に取り入れるといいでしょう。

PREP法を意識している

広告では、PREP法を意識することで、売れる確率が高くなります。そもそもPREP法というのは、「結論（Point）、理由（Reason）、具体例（Example）、結論（Point）」という4つの頭文字をとった文法構成の一種です。PREPの順に文章を構成することによって、ユーザーにとってわかりやすく要点がまとまった文章として伝えることが可能となります。

結論ファーストが効果的

メリットを伝えようとしたときに、もったいぶって結論を後回しにしてしまうことは少なくありません。最終的に結論としてメリットを伝えたほうが、インパクトがあると考えるからです。

しかし、それはあくまでも伝える側のエゴであることが多いでしょう。ユーザーからすると、まどろっこしさを感じてしまい途中で読むのを諦めてしまいやすい構成となります。大切な結論をはじめに持ってくるというのがポイントです。その上でなぜなのかという理由にはじまり、具体例でよりわかりやすくして最後に改めて結論で印象づけます。

内容が同じでも、文章構成次第で伝わりやすさや説得力は異なります。共感を得られ、かつ、説得力もある文章にしたいのであれば、PREP法を取り入れるようにしましょう。たったそれだけのことでも、広告が売れるようになる確率がアップします。

まとめ

上記のポイントを意識することはとても重要です。全てをクリアしていれば必ず売れるというものではありませんが、少なからず売れている広告に共通しているのは確かです。まずはポイントを押さえることによってその効果を実感してみてはいかがでしょうか。