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【来週の朝礼はこれで決まり!!】心理学×ビジネス!! 話題のMBTI診断とは?

皆さんはMBTI診断をご存知ですか?
心理学を元に開発された性格診断で、自己分析をして就職や職場内のジョブローテーションに活かしたり、人との向き合い方をスムーズにしたりするために活用されています。もちろん個人的に活用するだけでなく、ビジネスに活用することも可能で、会話だけではわからない相手のじゃ性格タイプを知ることができたりする有効なツールです。ここでは、MBTI診断の方法とともに、診断結果別の適正業務やビジネス活用術についてご紹介します!

MBTI診断とは?

MBTI診断は「Myers-Briggs Type Indicator」の略語で、個人の性格特性を評価するツールです。20世紀初頭のアメリカの作家キャサリン・クック・ブリッグスとその娘、イザベル・ブリッグス・マイヤーズによって開発されました。

MBTI診断は、コミュニケーション方法や職場での適応性など洞察の提供を目的としています。アメリカでもっとも一般的な性格診断の1つで、世界50ヶ国以上で用いられています。日本でも、外資系の企業を中心に実施されていますが、日本企業での浸透率はそれほど多くありません。

MBTI診断の方法

MBTI診断は、93の質問にイエスかノーで直感的に回答するという簡単なものです。質問内容は、考え方や趣味、メンタルなど幅広いジャンルに及びます。診断後は、回答を基に16種類の性格におけるいずれかに分類されます。

それでは、まずは診断をしてみましょう!

テストはこちら→

診断結果はなんでしたか??下に診断の結果を基にしたそれぞれの適正職種や、性格分類などが載っています。該当箇所まで飛んでいただき、画像もクリックしてみてください♪

MBTI診断の性格分類

MBTI診断では、ユングの心理学的類型論に基づき8因子4指標16タイプで性格を分類します。8因子は次の8つです。組み合わせにより、16種類のタイプが形成されます。

・外向性(E):社交的で、外部の刺激に向かう傾向がある
・内向性(I):内向的で、内部の観念や感情に向かう傾向がある
・感覚(S):現実的で、具体的な情報や事実に基づく傾向がある
・直観 (N) :直観的で、将来の可能性やパターンに注意を向ける傾向がある
・思考 (T) :論理的で、合理的な意思決定を重視する傾向がある
・感情(F):感情に基づいた意思決定や他人への配慮を重視する傾向がある
・判断的態度 (J) :計画的で、定められた行動を好む傾向がある
・知覚的態度(P):柔軟で、流れに身を任せる傾向がある

診断結果別向いている仕事・業務

MBTI診断は、個人の性格特性を評価するツールであり、診断結果をもとに仕事や業務の適合性を見つけるのに役立ちます。適材適所に人員を配置し、円滑に業務が行えるようになるでしょう。

INTJ 建築家

INTJ は建築家タイプと呼ばれており、論理的で分析的な思考を好み、問題解決能力に優れているのが特徴です。また、自立心が強く独自のアイデアやビジョンを持ち、それを実現するために努力します。内向的でコミュニケーションの苦手な傾向があるため、人とかかわりの少ない業務が向いています。研究や開発、プログラミングなどの業務で能力を発揮するでしょう。長期的なビジョンを持ち、計画的なアクションを好むことから、事業戦略や経営管理やプロジェクト管理などの業務にも適しています。ただし、仕事の成果を気にするあまり、周囲が見えなくなることもあります。

INTP 論理学者

INTP は論理学者タイプと呼ばれており、情報収集をして論理的に思考し、分析するのが得意です。好奇心が旺盛で、寝食を忘れて没頭するタイプです。分析力と論理的思考に優れており、開発や研究などの業務に向いています。また、問題解決と戦略立案に関する専門知識が求められる、コンサルティング業務でも優れたパフォーマンスを発揮できます。効率を重視するため、チームで話し合ったり、協力したりして業務を行うのが苦手です。

ENTJ 指揮官

ENTJは指揮官タイプと呼ばれており、社交的で対話や交流を好むのが特徴です。エネルギッシュで自己主張が強く、将来の可能性を見据えるのが得意です。リーダーシップ能力が高いため、プロジェクトチームのリーダーや部門のマネージャーとして活躍できます。また、戦略的思考が得意で、大局的なビジョンを持てるので、ビジネス開発など戦略的な業務が向いています。そのほか、競争的な環境での仕事に向いているため、営業やセールス業務も合っているでしょう。ただし、独断的に物事を行う傾向があります。

ENTP 討論者

ENTPは討論者タイプと呼ばれており、頭の回転が速く議論を好みます。知識が多くアイデアを考え出すのが得意で、常に新しい方法やアプローチを探求します。しかし、ルーチン的な仕事にはあまり興味を持ちません。対立することを楽しむ傾向があるため、チームでの仕事に向いています。カリスマ性もあり物怖じせず話せるため、プレゼンテーションも得意です。複雑な問題を解決し、クライアントに戦略的アドバイスを提供するコンサルタント業務にも適しているでしょう。

INFJ 提唱者

INFJ は提唱者タイプと呼ばれており、表に出るよりも裏で力を発揮する性格です。物事の本質を捉えるのが得意で、他人の感情や問題に共感してサポートする能力があります。「人のためになる」ことが仕事への原動力となるため、少数精鋭で行う業務が適任です。計画的に仕事ができる職場で、力を発揮できるでしょう。思考力があり、人に寄り添うこともできるため、リーダーの役割も果たせます。手を抜くことが苦手で、何事にも一生懸命取り組みます。

ENFJ 主人公

ENFJ は主人公タイプと呼ばれ、社交的でコミュニケーション能力が高く、リーダーの素質を持つのが特徴です。共感力が高く、他人の感情やニーズを理解し、サポートするのが得意です。コミュニケーションが得意なため、営業職など顧客と対応する業務に向いています。また、カリスマ性があり共感力も持ち合わせているため、広報業務にも適性があります。

INFP 仲介者

INFP は仲介者タイプと呼ばれ、空想的で理想を追い求めるのが特徴です。自己主張は強くありませんが、内には強い情熱があります。創造的で表現力があるため、自分のアイデアを表現できるクリエイティブな仕事が適しています。また、人の気持ちを汲み取りサポートするのが得意なので、チームでもうまく働けるでしょう。ポジティブな評価を受け、モチベーションを高めることで力を発揮するタイプです。納得のいく業務には熱心に打ち込みますが、細々したことに気を配らない傾向があります。

ENFP 広報運動者

ENFP は広報運動者タイプと呼ばれ、献身的で人が喜ぶことを進んで行います。好奇心が旺盛で、人とかかわるのが得意であるため、顧客と直接的にかかわる業務に向いているでしょう。洞察力に優れ多角的な視点を持っているものの、プロジェクトのリーダーやフィニッシャー的な役割ではなく、周囲に溶け込み業務をこなす方が向いています。友好的で自己表現を好むため、創造性が求められる仕事に適任です。ただし、熱しやすく冷めやすい傾向があります。

ISTJ 管理者

ISTJ は管理者タイプと呼ばれており、計画に沿って業務を遂行するのが得意で、頼りになるのが特徴です。チームの主戦力として活躍し、細かく指示をしなくても着実に仕事をこなすため、大きな戦力となります。ただし、独立した仕事が向いており、一人で仕事をすることで能力が発揮できるタイプです。分析力や判断力があり、几帳面な性格なため単調な仕事でも集中力を維持できます。事務や管理などの業務なども適任です。目標や役割を理解した状態で働くと、パフォーマンスが向上するでしょう。

ISFJ 擁護者

ISFJは擁護者タイプと呼ばれており、協調性があり人の気持ちに敏感なのが特徴です。社交性に乏しいので、個人もしくは少人数のチームでの仕事を好みます。ルールや規則に忠実に従うため、マニュアルがしっかり確立された業務に適しています。コツコツと地道に取り組む仕事を得意なので、目標やタスクが明確な業務にも向いているでしょう。社交性が少なく、人の感情に敏感であるため営業や販売業務が得意ではありません。また、保守的であるためルールに外れることを嫌い、業務において融通が利かないこともあります。

ESTJ 幹部

ESTJは幹部タイプと呼ばれ、勤勉で協調性があり、リーダー気質であるのが特徴です。チームの士気を高めたり、チームをまとめたりするのが得意です。責任感が強く、秩序の遵守を重視するため、業務における規約や納期も厳守します。社交的で人とのコミュニケーションを楽しみ協力的なので、リーダーとしての気質を備えているだけでなく、チームプレイヤーとしても優秀です。困難な仕事にも前向きに挑み強い意志でやり遂げるため、リーダーシップが発揮できる業務に向いています。ただし、クリエイティブな業務は苦手とする傾向があります。

ESFJ 領事

ESFJは領事タイプと呼ばれており、真面目で現実的な性格が特徴です。責任感が強く、人の気持ちやニーズに敏感に気づけます。調和を重視します。時間や労力を惜しまず、職場でも仲間を喜ばせるために頑張ります。几帳面で秩序に適った働き方ができるため、幅広い業務で力を発揮できるでしょう。上司と部下のどちらからも慕われるため、チームリーダーの役割やまとめ役として活躍できます。また、マニュアル化された業務を得意としており、変化が多い業務は苦手です。

ESTP 起業家

ESTP は起業家タイプと呼ばれ、適応力があり積極的に行動するのが特徴です。短期集中で業務をこなすのが得意で、常に新しいプロジェクトやアイデアで忙しくしている状況を好みます。倫理的な思考をし、データをもとに意思決定を行います。社交的でコミュニケーションは得意ですが、自分のペースで仕事することを好むためチームでの業務は苦手です。リスクを恐れず、情熱をもって業務を行い、周りを巻き込む力も持ち合わせているため、新規プロジェクトの立ち上げなど胆力のいる業務に向いています。

ISTP 巨匠

ISTPは巨匠タイプと呼ばれ、職人気質でマイペースなのが特徴です。データや数字を使い分析するのも得意で、黙々と業務をこなします。自発的に業務を行うものの、ルールや規約に縛られることを好まないため、ある程度自由な環境で業務を行える環境が適しています。そのため、プログラミングや分析などの業務が向いているでしょう。独自の価値観があるものの、現実的で融通が利くため、難しい問題が発生した時にも解決策が見つけられます。コミュニケーションが苦手なので、営業職は向いていません。

ISFP 冒険家

ISFP は冒険家タイプと呼ばれ、創造力に長けエネルギッシュであるのが特徴です。自主性に優れ社交的でフレンドリーな性格ですが、自主性があり単独作業のほうが能力を発揮します。発想力高く、革新的なアイデアで問題を解決し、職場に貢献するでしょう。実務的な業務を好むため、デスクワークは苦手な傾向があります。呑み込みも早く実務能力も高いため、複数のプロジェクトに取り組むことも可能です。ただし、熱中しやすい分燃え尽きる可能性もあることから、定期的にミーティングをして管理することが必要です。

ESFP エンターテイナー

ESFPはエンターテイナータイプと呼ばれており、物怖じすることがなく、どのようなことにも積極的に挑戦できるのが特徴です。美的センスがあり、話し上手でコミュニケーション能力が高いという特性もあります。注目されることがモチベーションに繋がるため、クリエイティブな業務が向いているでしょう。プレゼンテーションや、名前が公表されるような業務において、高い力を発揮します。ただし、計画的に物事を進めるのが苦手であるため、ルーチン的な業務には向いていません。

MBTI診断結果のビジネス活用術

MBTI診断結果をビジネスに活用すると、効果的な人材活用ができます。個人の特性やコミュニケーション方法を理解し、チーム編成や効果的なリーダーシップを促進することが可能です。

MBTI診断の8因子を理解する

社内の人間関係においても、取引先との関係においても、MBTI診断の8因子を理解すると相手との接し方がわかり、円滑なコミュニケーションが可能になります。このタイプにはこのように接すればよいと理解しているだけで、対人関係は大きく違ってくるでしょう。従業員全員がお互いのパーソナリティの特徴を理解すると、さらに効果が高くなります。

適材適所に人材活用

従業員の性格が分かれば、それぞれがどのような業務を得意とするかわかります。そのため、能力を伸ばしやすい部署に配属することが可能です。チーム編成においても、MBTI診断の結果からまとまりやすい編成を組めるため、仕事の生産性も高くなるでしょう。より高いパフォーマンスが期待できます。

リーダーシップの強化

MBTI診断は、自分自身の性格タイプを理解し、自己認識を高めるのに役立ちます。リーダーシップを高めるには、自分の強みや弱みを認識し、それを活用する能力が重要です。MBTI診断は、個人がどのようなリーダーシップスタイルに向いているかを洞察する手助けとなります。また、チームメンバーがどのような性格特性を持っているかを理解し、それに応じてコミュニケーションのスタイルや指導方法を調整できるようになります。そして、リーダーは、自分の性格タイプで強化すべき点を見つけ、改善することが可能です。

対立関係の解消

MBTI診断は、異なる性格間での対立を理解し、解決するのに役立ちます。コミュニケーションで生じる誤解を減らし、協力的な解決策を見つけられます。個人の異なる性格や特性を理解し、相手の立場や視点を理解することは、対立を解消するための第一歩です。異なる性格タイプでは、情報の受け取り方や伝え方が異なります。MBTI診断を通じて、相手のコミュニケーションのスタイルを把握し、それに合わせてコミュニケーションを調整できるでしょう。

チームの多様性の活用

MBTI診断は、個人の性格の違いを認識するのに役立ちます。異なるMBTIタイプを持つメンバーが同じチームにいると、多彩な視点やアイデア、アプローチが組み合わさり、より創造的で効果的な問題解決が可能です。メンバーを適材適所に割り当てるのにも役立ちます。ある人が組織的で細かい計画を好み、別の人がクリエイティブなアイデアを提供できるかもしれません。異なるMBTIタイプのメンバーが協力することで、チームとしてのスキルを最大限に活用でき、パフォーマンスが向上します。

キャリア開発

MBTIの結果は、従業員のキャリア開発にも活用できます。個人の適性や強みを特定し、価値観を把握しやすくなります。キャリア開発のサポートが可能です。性格タイプに合った役割や成長戦略が見つけられます。

ストレス管理と職場適応

MBTI診断は、ストレスの原因やストレスへの対処方法を理解するのに役立ちます。職場の文化や環境に適応する方法を見つけるのにも役立ちます。性格タイプに合わせた、ストレス管理方法や職場適応方法を見つけられるでしょう。

まとめ

MBTI診断は世界50ヶ国以上で用いられている性格診断ツールです。ビジネスにおいても活用されており、従業員の性格を把握し、適材適所に人材活用が可能です。コミュニケーションも円滑になり、協力体制が整い生産性の向上も期待できます。しかし、性格タイプはあくまでガイドラインであるため、すべての判断や決定を診断結果のみに委ねてはいけません。ビジネスに適切な活用をするには、ほかの要因とも組み合わせ、総合的なアプローチを取ることが重要です。ぜひ会社内のコミュニケーションの一環としても活用してみてください。

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