SNS戦略

【2023年最新版】公式LINEで集客UP!導入のメリット&コツ

SNSを使っての集客は、今や当たり前の時代です。中でも圧倒的なユーザー数の多さを誇るLINEは、集客に使わない手はありません。

LINEには「LINE公式アカウント」というビジネス向けのサービスがあり、業種や規模を問わず企業・店舗の集客アップが見込めるさまざまな機能が利用できるのです。ただ、いざ始めようと思っても始め方が分からない、始めてみたものの友だちが増えず苦戦することも考えられます。

そこで今回は、LINE公式アカウントを導入するメリットや運用のコツ、始め方までを解説します。

まずは「LINE公式アカウント」をおさらい!

まずは、LINE公式アカウントはどのようなものなのか、簡単におさらいしましょう。

LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは、LINEをビジネスで利用するためのアカウントを作成し登録することで、企業・団体が個人と対話型コミュニケーションが図れるSNSツールです。メッセージの送信をはじめ、さまざまなビジネス向けサービスが利用できるようになります。

LINEとの違い

LINEは主にメッセージの送受信で使われており、メッセージの送受信だけなら公式アカウントでなくても可能です。1対1以外にも、トークグループを作成すれば複数人でメッセージの共有ができます。それならLINE公式アカウントでなくてもよさそうに思えるでしょう。

LINE公式アカウントにすれば、1対多数でのメッセージ配信ができます。グループラインとは異なり、受け手側同士でのやり取りはできずプライバシーも守られます。

集客に使えるさまざまな機能

LINE公式アカウントには、さまざまな集客に使える機能があります。メッセージの一斉送信や個別のチャット、ショート動画「LINE VOOM」の投稿、トーク画面下部に大きく開くメニュー「リッチメニュー」の設定などです。ショップカードやクーポンなどの販促機能も充実しています。

LINE公式アカウントを集客に導入すべき理由とは?

LINE公式アカウントを集客のために導入し活用するべき理由は、次の4つが挙げられます。

圧倒的なユーザー数の多さ

LINEの魅力は、何と言っても圧倒的に多いユーザー数が挙げられます。日本国内のアクティブユーザー数は約9300万人(2022年9月)であり、国内で最も利用者数が多いSNSなのです。そして、日本国内の人口の約70%をカバーしていると言われています。

LINE公式アカウントなら、そのように圧倒的に多いユーザーに対してアプローチできるチャンスがあるのです。

メルマガを大きく上回る開封率

メッセージを送信するツールとしては、従来からメルマガが使われてきました。ところがメルマガは、開封されないままプロモーションフォルダや迷惑メールフォルダに振り分けられてしまいがちです。さらにメールアドレスを変更したきりメルマガが届かない事態も多く発生しています。

一方でLINE公式アカウントからのメッセージは、約2割のユーザーが受け取ってすぐに開封していることが分かっています。さらに3~6時間以内に約5割、その日のうちに約8割が開封しているというから驚きです。この開封率は、メルマガの2倍以上だと言われています。

開封率の高さは、LINEのメッセージが送られるとプッシュ通知で気づきやすく、未開封メッセージは開封するまでアイコンに未読メッセージ数が表示され続けるシステムの影響でしょう。また、LINE利用者はこまめにチェックすることもわかっていて、高い開封率につながっています。

業種や規模を問わず利用できる

LINEは年代・性別を問わず幅広い層が利用しています。そのため、業種や規模を問わずに活用することでメリットを得やすいのです。

そして現在、業種や規模、商材を問わずにさまざまな店舗や企業でLINE公式アカウントが使われています。チェーン店ではない個人経営の飲食店が、LINE公式アカウントを導入したことによって集客アップに成功し、売り上げが30%以上アップした事例もあります。

DMやメルマガよりタイムリー

DMやメルマガよりも開封率が高く、その日のうちに約8割の人が開封するLINE公式アカウントのメッセージは、タイムリーに情報が伝えられるツールだと言えます。

さらにテキストでのメッセージはもちろん、画像やスタンプなど視覚的に興味を引くメッセージにすれば、瞬時にメッセージが伝えられます。そのため、「本日限定サービス」といったリアルタイムな集客にも使えるのです。

LINE公式アカウントで集客するメリットとは?

LINE公式アカウントで集客するメリットは何でしょうか。次の5つが考えられます。

無料で導入できる

LINE公式アカウントを始めるに当たって、アカウント開設の費用や初期費用、会費などは一切かかりません。ただし、1ヶ月に送るメッセージ数が1000通を超えた場合は費用が発生します。それでも月15000通以内で月額5000円、45000通以内で月額15000円です。インターネット上での広告やグルメサイトなどへの掲載は、費用がかかります。それに比べたら費用対効果が高いのがLINE公式アカウントだと言えるでしょう。

いきなり多くのメッセージを送らず、無料の範囲内で様子を見るのでも十分です。

幅広い年齢層にリーチできる

LINEの特徴には、ユーザー数の多さに加えて年代や男女を問わず幅広い層が利用しているという点が挙げられます。10代から50代をメインに、50代以上も連絡手段として積極的に使っている人が多く年代・性別に偏りがないので、マーケティングに活用しやすいSNSだと言えます。

顧客とコミュニケーションできる

一方的に送るDMやメルマガとは異なり、LINE公式アカウントはユーザーからのリアクションを受けることも可能です。友だち登録しているユーザーが企業側に直接「チャット」でメッセージを送る機能があるからです。

顧客にとって、店舗や企業に直接電話をして問い合わせるのは勇気が要ります。それに比べてLINEなら問い合わせへのハードルがぐんと下がります。チャットは24時間いつでも送れるので、営業時間を気にせずに問い合わせてもらえ、自分の問い合わせに個別に答えてもらうことで満足度が高まります。購買意欲もアップすることでしょう。

規模の小さな店舗・企業なら来店客にお礼のメッセージを送ったり、予約時に顧客に対して要望などを聞いたりといった、LINE上での細やかな接客も考えられます。

リピート客を獲得しやすい

LINE公式アカウントのさまざまな機能を使って、リピート客を増やすことも期待できます。2回目以降の来店時に利用できるクーポンを発行したり、ショップカードでポイントが貯められたりすると、顧客の再来店や再購入の意欲を高められます。

飽きさせない遊び要素が豊富

LINE公式アカウントには、メッセージを配信する以外にも、さまざまな機能があってユーザーを飽きることなく楽しませられます。

たとえば自動再生する動画コメントを送る「リッチビデオメッセージ」や、左右にスワイプして見られる複数のカードタイプのメッセージ「カードタイプメッセージ」などです。

長いテキストだけのメッセージでは、読むのが面倒になってしまうユーザーも多くいます。LINE公式アカウントなら、目で見て、耳で聞いて楽しめるメッセージで飽きさせない工夫ができます。

公式LINEアカウントの始め方

ここからは、LINE公式アカウントを開設し、集客や売り上げアップにつなげていく流れを解説します。

LINE公式アカウントを開設する

LINE公式アカウントの開設は、5分もあれば完了します。まずLINE公式アカウントの公式サイトにアクセスしましょう。そして「LINE公式アカウントをはじめる」ボタンをクリックします。

そして、個人のLINEアカウントまたはメールアドレスを登録し、「LINE Official Account Manager」にログインすれば登録が完了します。

各種設定を行う

企業や店舗の基本情報や、友だち追加時に表示されるプロフィール、友だち追加時に自動的に配信される「あいさつメッセージ」をそれぞれ設定していきます。また、LINEの審査を受けて通過することで、公式アカウントを「認証済み」にすることが可能です。

審査を受けていない「未認証アカウント」と「認証済みアカウント」では、ユーザーにとっては怪しい企業ではないという安心感が違います。また、認証済みアカウントにすることで、青色のバッジマークがついて友だち検索の対象になり、新たな友だち登録者の流入が期待できるようになるでしょう。

さらに販促用ポスターがダウンロードできたり、友だち追加を促す広告が利用できたりと、さまざまなメリットがあります。認証済みアカウントにしても費用は一切かかりません。各種設定時に審査の申請もしておくのがおすすめです。

友だちを増やし「見込み客」に!

各種登録が完了したら、LINE公式アカウントを実際に使っていきます。ただしメッセージを送れるのは、友だち登録してくれたユーザーだけです。積極的に友だち登録者を増やしていきましょう。

具体的には、店頭のポップで呼びかける、他に運用しているSNSで呼びかける方法などが考えられます。この際に、「友だち登録でドリンク1杯無料」「友だち登録で10%オフ」など友だち登録するメリットを用意すると効果的です。

友だちがある程度集まったら、友だち登録者に向けて友だち紹介を呼びかけてみましょう。その際にも「友だち紹介でクーポンプレゼント」などの特典を用意するようにします。

友だち登録してくれたユーザーは、企業・店舗の商品やサービスを利用してくれる可能性がある「見込み客」だと言えます。

魅力的なメッセージで「見込み客」を「新規顧客」に!

友だち登録してくれた「見込み客」に対して、さらに購買意欲を高めるために働きかけて新規顧客にしましょう。可愛いスタンプを添えたテキストメッセージもいいでしょう。

しかし、インパクトを与えられる見た目の「リッチメッセージ」なら自社のECサイトや予約メニューへのリンクを貼ることもできて購入を促せます。友だち登録時だけではなく、定期的にクーポンを発行するのもおすすめです。

販促機能の活用で「新規顧客」を「リピーター」に!

見込み客を新規顧客にすることに成功したら、次はリピーターになってもらえたらベストです。定期的に情報を発信したりクーポンを送ったりして、つながりを途絶えさせないようにしましょう。

ショップカードを利用し、来店回数や購入回数に応じた得点を用意すれば、お得感が感じられリピーターになってもらえる可能性が高まります。

LINE公式アカウントで集客を成功させる運用のコツ

LINE公式アカウントを開設してみたものの、なかなか集客につながらないという場合は、次のような手立てを取り入れてみましょう。

気軽に問合せできる環境整備

ユーザー側からも気軽に問い合わせなどのメッセージが送れるのが、LINE公式アカウントの魅力です。ただし、もらった問い合わせには確実に返答しなければ信用を失ってしまいます。

問い合わせは24時間受け付けておき、返答までの目安日数・時間を明示しておいたり、よくある質問はあらかじめQ&A方式で記載しておいたりしましょう。

パーソナライズされたコンテンツの配信

LINE公式アカウントに登録すれば、「Messaging API」が利用できます。Messaging APIを使えば、特定ユーザーに限定したメッセージを送信することが可能になります。Messaging APIは顧客の購入履歴を分析し、その顧客に合ったメッセージを送れるのです。

たとえば何度か購入している顧客に対して、さらにグレードの高い商品の提案、新発売の商品の紹介などのメッセージを送れます。顧客ごとにパーソナライズされたコンテンツの配信で、売り上げアップを狙えます。

メッセージ配信のタイミング

メッセージを配信するタイミングも大切です。1週間の仕事や学校が終わった金曜日の夜は、平日仕事や勉強に追われる人々も、ほっと一息ついてLINEのメッセージも読んでくれる確率が高いと考えられます。

ところが実際は、週末の予定を立てるためにプライベートのLINEのやり取りが活発になり、見過ごされてしまう確率もアップしてしまう懸念があります。多くの企業が金曜日にメッセージを配信することもあって、金曜日に配信するメッセージの開封率やクリック率は、実はそれほど高くない傾向にあると言われています。

この場合、競合他社の配信のタイミングを調べ、30分ほどずらすなど配信のタイミングを工夫しましょう。

データ分析を運用に生かす

LINE公式アカウントには、「LINE Official Account Manager」の分析機能があります。日付ごとの友だち追加数とブロック数、メッセージ配信数とクリック数、LINE VOOM投稿のインプレッション(視聴)数といいね!数などが分かり、分析に役立てられます。

どんなメッセージならクリック数が伸びるのか、何曜日に配信すればいいかなどを分析し、LINE公式アカウントの運営を改善していきましょう。

LINE公式アカウントによる集客の注意点

さまざまなメリットがあるLINE公式アカウントですが、次のような注意点も念頭に置いておきましょう。

友だち登録してもらわないとメッセージが送れない

メッセージの送信をはじめとした公式LINEアカウントのさまざまな機能は、友だち登録をしたユーザーにしか配信できません。そのため、まずは友だちを増やさないと始まらないのです。

友だち登録者数が増えないことには、さまざまな機能も使い道がありません。そのために、店頭での呼びかけやPOP、InstagramやTwitterなど他のSNSでの呼びかけなど、友だちを増やす対策をまずは行う必要があります。

ユーザーからのリアクションがないとチャットができない

メッセージの一斉配信はできても、個別チャットはユーザーからのリアクションがなければできません。1対1でのコミュニケーションを目指すなら、友達追加してくれたユーザーに対してスタンプでの反応をお願いする、反応したらもらえるクーポンを発行するなどして、反応を促すといいでしょう。

ブロック率が高い

LINE公式アカウントは、QRコードの読み取りなどで気軽に友だち登録してもらえるのが魅力である一方、ブロックも簡単にされてしまいます。ブロック率を分析して、あまりに高い場合には配信の内容や頻度などを見直していく必要があります。

ただし、LINE公式アカウント運用の最終目的は、集客のアップです。友だち登録者数を増やすことが最終目的ではなく、ターゲット層ではないユーザーがブロックにより離脱していると考えることも大切です。

多くメッセージを送ると経費がかかる

友だち登録者数を増やすことは大切ですが、メッセージの通数が増えるほど費用がかかってしまいます。

Messaging APIでユーザーを絞り込んで配信すれば、不要なメッセージ数が減ります。パーソナライズされたメッセージ送信は、メッセージ通数の節約にもつながるのです。

アカウント停止になると友だち情報が消える

LINE公式アカウントは無料で利用できますが、利用規約を守らないとアカウントが停止されてしまいます。こちら側から規約を破った行為を積極的にしていなかったとしても、ユーザーから迷惑・不快だと思われたら「通報」され、アカウントが停止されてしまう可能性が高まります。

また、LINE側がLINE公式アカウントの使用を認めていない業種は、公式アカウントの開設もできません。仮に開設したとしても、後から停止されるでしょう。

アカウントが停止された場合、そのアカウントは二度と復活できず、ユーザー情報は全て消えてしまいます。企業・店舗にとって顧客情報が無くなってしまうのは致命的です。利用規約を遵守するように心がけましょう。

まとめ

LINEは、国民の約70%が利用するSNSです。年代・性別を問わず幅広い層が利用しているので、集客に活用しない手はありません。まずは友だち登録者数を増やし、細やかなコミュニケーションや魅力的な配信、飽きさせない工夫で友だちを見込み客、新規顧客、リピーターへとつなげていきましょう。

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