マーケティングにInstagramを活用したり、集客につなげる企業が増えてきていますが、効果的なインスタ運用を行う上で大切なのが、『アルゴリズム』の理解です。これを味方につければ、Instagramをバズらせるヒントがわかります。
今回はInstagramを活用したい事業者のため、バズるキーポイントとなるアルゴリズムを解説していきます！
1.Instagramのアルゴリズムとは？なぜ重要なのか
Instagramのアルゴリズムは、ユーザーに対する投稿表示の基準です。多くのユーザーに自分の投稿を見てもらうには、アルゴリズムへの理解が不可欠です。
しかしその指標は細かく分かれています。Instagramの投稿表示の仕組みについて、以下で詳しく見ていきましょう。
ユーザーに対する投稿表示の基準
Instagramのアルゴリズムは簡単に言えば、そのユーザーに示される投稿の基準です。ユーザー、一人ひとりが気に入ると想定される投稿をInstagramが自動的に表示します。
Instagramには、投稿関連の機能が複数あります。フィードやストーリーズ、リールなどが代表例です。それぞれアルゴリズムの働き方が違います。そのためマーケティング方法によって、最重要機能も異なるでしょう。
アルゴリズムの知識をもとに運用すれば、バズりのヒントを見つけられるかもしれません。
Instagramアルゴリズムへの理解が大切
Instagramを見てもらうには、アルゴリズムを味方につけなければなりません。なるべく多くの人に、自分の投稿をおすすめとして表示させるためです。
少しでもアルゴリズムに詳しくなれば、コンテンツ改良に役立てられます。知識をもとにしたコンテンツ改良で、ユーザーに情報を届けやすくなるでしょう。フォロワー増加や「いいね！」獲得のきっかけにもなります。
企業SNSを繁盛させるにはアルゴリズムを学び、味方につける方法を考えてください。
アルゴリズムの指標は数千あるとされる
Instagramで使われるアルゴリズムには、数千ものシグナル（指標）があります。主に投稿者や閲覧者、投稿などについて、多種多様な要素を確かめているのです。ここから表示コンテンツを自動で判断します。
数千ものシグナルすべてで、優良と見てもらうのは困難です。しかし最重要視するシグナルをひとつからふたつに決め、そこで上位評価を目指せます。アルゴリズムは複雑ですが、使い方次第で複数のシグナルが反応を示すでしょう。
バズるために必要なシグナル
Instagramの主要機能は以下があります。
・フィードやストーリーズ
・発見タブ
・リールタブ
上記について、シグナルの違いに注意しましょう。ここでは主要機能の定義を踏まえ、重要シグナルを見ていきます。
フィードとストーリーズの場合
フィードやストーリーズでは、フォロー中ユーザーの最新投稿が出てきます。表示順の基準はユーザーが見た投稿や、いいねや保存などの行動を起こしたコンテンツの傾向です。フィードなら興味関心の高いものが画面上方に、ストーリーズなら画面上部の左側に出てきます。
重要なシグナルは、投稿内容や人気の高さです。ほかにも投稿者への興味関心の高さなども基準になります。自社情報を見てもらいやすくするには、興味を示す人の多さが大切です。
フィードやストーリーズでは、フォロワー増加などの前段階がカギです。充分支持率を得ることで、バズりが生まれるでしょう。
発見タブの場合
発見タブは、Instagram下部の虫眼鏡マークです。ユーザーがフォローしていない人に限る、おすすめ投稿が表示されます。
ここで重要なシグナルは投稿の話題性、投稿者の交流履歴、ユーザーの興味関心などです。自社から見れば、ユーザーとのコミュニケーションが深いほど、相手の発見タブに情報を示しやすいでしょう。
発見タブでバズるには、ユーザーとの丁寧なコミュニケーションを重ね、興味関心を持ってもらいましょう。そこでキャッチーな投稿をすれば、大規模な拡散が起きるかもしれません。
リールタブの場合
リールタブはいわゆるショートムービーのシェアです。アプリでは画面下中央の再生マークから視聴できます。
重要シグナルとしてリール投稿者との接点、興味のあるリール動画の傾向、人気楽曲の使用などが挙げられます。多くのユーザーに興味を持ってもらったうえで、人気楽曲を使ったキャッチーな動画を流しましょう。そのような取り組みで、リールタブでバズれる可能性があります。
Instagramでシグナルを貯めるコツ
Instagramでシグナルを貯めるには、フォロワーからの支持率上昇がカギです。そのためにユーザーとの交流を大切にしてください。またインサイトの定期的な確認も欠かせません。ここではシグナルを貯めるコツとして、3つの詳細を解説します。
フォロワーからの支持率を高める
Instagramでバズるには、何よりもフォロワーからの支持が重要です。アルゴリズムを味方につけるには、フォロワーからのエンゲージメントが欠かせません。地道に支持者を増やすことで、アルゴリズムが自社に有利な働き方をします。
それだけでなく、フォロワーが自社サイトや店舗にとどまる時間を延ばしたいところです。たとえば画像1枚でも、それをわかりやすく説明したものは、好感を持たれる可能性があります。
このようにInstagramの投稿から自社を好きになってもらうと、サイトや店舗への滞在時間も長くなるでしょう。
あとはエンゲージメント増加の工夫です。ユーザーは自社投稿の画像を見終わると、他ユーザーの投稿に移る可能性があります。そこでエンゲージメントをしたくなる定型画像を入れてください。これにより相手からアクションを受けやすくなり、新しいフォロワーにつながります。Instagramでバズるには、他ユーザーをたくさん味方につける取り組みが大切です。
ユーザーとの交流を大切にする
次に大切なのはユーザーとの交流です。交流歴はフォローの有無に関わらず、相手ユーザーに自社の投稿を出しやすくなるからです。
Instagramには、交流のきっかけになる機能が揃っています。アンケートや、ストーリーズでの質問などが代表例です。これらを使って、自社の満足度や疑問を聞き出し、解決方法を見出すとよいでしょう。
バズるきっかけを作るには、毎日の顧客との交流がカギになります。
インサイトの定期的な確認
最後はインサイトの確認です。反応のよい投稿の傾向や、インプレッションの優れた投稿の特徴を調べてください。
自社投稿の結果分析は、今後の事業改善につながります。反応に優れた投稿の特徴がわかれば、今後のInstagram運営のヒントにつながるのです。
SNSをバズらせるには、売れ線を知ることです。それを意識した投稿をたくさんすれば、バズりが起きるかもしれません。
アルゴリズムに関する注意点
Instagramの投稿表示指標の活用には注意点があります。利用規約違反や誤った情報発信などで、信頼性を傷つけてはいけません。このような事態が起きると、バズるどころか、企業の運営にも関わります。
Instagramにはコミュニティガイドラインがあります。違反投稿は表示回数減少や削除の原因です。たとえばタバコや電子タバコ、暴力、下品などに関わるコンテンツがあると、相手ユーザーには表示されません。
また不確かな情報やウソも禁物です。こちらも不健全なので排除を受けます。Instagramマーケティングは、ルールを守ったうえで進めましょう。
まとめ
Instagramで自社投稿をバズらせるには、アルゴリズムを味方につけましょう。ストーリーズやリールなどの機能によっても、バズる投稿の基準が変わります。メインの機能を決めておき、アルゴリズム関連の情報を参考にしながら、バズる戦略を考えてください。
あくまでもいちばん大切なのは、ユーザーにとってわかりやすい画像や情報です。これを念頭に、アルゴリズムに合った投稿を続け、フォロワーを増やしていきましょう。あきらめずに続ければ、バズりが起きる可能性があります。
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