口コミは、マーケティングにおいて非常に重要です。口コミの数や質で検索順位が上がったり、購入の後押しにも繋がります。Googleで口コミが表示されない場合は原因を想定し、それに合わせた対処が必要です。
今回はGoogleの口コミが表示されなくなった原因や対処法をまとめました。これを読めば口コミが表示されない原因を突き止められ、適切な対処ができるかもしれません。
Googleでは新しい口コミがすぐ出るとは限らない
Googleでは、口コミが即時反映されるとは限りません。同社がコメントにフィルターをかけているからです。Googleのような大手企業は、コンプライアンスへの意識の高さが想定されます。不健全な表現がないかを確かめるため、コメントの反映に時間を要することもあるのです。
しかし時期によっては、投稿者のコメントがすぐに誰でも見られるようになります。これは審査がスムーズに進んでいるからでしょう。
Googleはコメントについて、ガイドラインやポリシーに応じた審査があります。審査によって健全と判断されなければ、コメントは公開されません。また審査に時間がかかる場合は、コメントが即時反映されづらい状況と考えてください。
以上から新しいコメントが出ないときは、少し時間を置きましょう。それでも見られないときはポリシー違反がないかを確かめてください。場合によってはサポートに問い合わせる必要もあります。
Googleの口コミが反映されない主な原因4つ
しばらく時間を置いても口コミが出ない場合、何らかの原因があります。ポリシー違反やマップの不具合などが代表例です。ほかにもあやまってコメントを非表示状態にしていたり、メッセージがすでに消されたりしている場合も、口コミが反映されません。口コミが出ない原因をまとめました。
ポリシーに反している
まずは口コミをめぐって、ポリシー違反がないかを確かめてください。Googleのポリシーでは、禁止になっている表現があるからです。これが含まれていると、投稿が非表示状態になるのです。不健全な表現がサイトにうっかり入る可能性に注意してください。
Googleではたとえば人種や宗教、身体的特徴などを中傷するコンテンツを認めていません。人々の心を傷つけるおそれがあり、大手企業としてそれを許さないからでしょう。加えて下品な表現がある場合も、検閲を受けるおそれがあります。犯罪や公序良俗に反する行為を連想させるからです。変更をプレビュー (新しいタブで開く)
加えてやらせを疑われるケースにも気をつけてください。自身のアカウントで口コミを書いたり、スタッフに架空の口コミを大量投稿させたりした場合は、Googleから不健全とみなされる可能性があります。このようにコメント欄を使い、身内に宣伝させる手法には、検閲のリスクがあるのです。
以上から自作自演や不快な表現は、ポリシー違反を疑われます。事業者側も投稿者側も、そうした事態がないように気をつけなければなりません。
マップの不具合
マップの不具合によっても、口コミが示されない場合があります。投稿自体に問題がなくても、マップの不具合でコメントが削除されるかもしれません。この場合、一旦消えたコメントが復活することもあります。
マップについては、Google側が機能制限を敷くこともあります。その場合はマップの動きが限定的になり、コメントの反映がスムーズでなくなるかもしれません。マップの機能上の問題でコメントが出てこないケースもあるため、時間を置いてから再チェックしてみましょう。
非表示状態
もともと非表示設定をしていると、コメントが出ません。投稿者だけ閲覧できる状態と、サイトに関わる全員が見られない場合があります。
投稿者だけが読める状態なら、Googleの投稿に対する審査が終わっていない可能性を考えてください。ポリシー違反によって非表示になっていても、投稿者は読める場合があります。
一方で全員が見られない場合、内部データとして投稿は残っていますが、パソコンやスマートフォンから読めない形です。この場合はもう一度口コミを書こうとしても、該当欄がなくて書けません。
Googleの審査や検閲状況によっては、一部しかコメントを読めなかったり、誰も見られなかったりします。
メッセージが削除を受けた
メッセージが削除されたあとは、そのコメントを見られません。投稿者自身の削除と、Googleの判断でコメントが消える場合が想定されます。いずれにしても一度消されたコメントの復活は難しいでしょう。
投稿者自身がコメントを消す可能性があります。間違ったお店にコメントを書いたり、恥ずかしくなって自分から消したりしているのが原因でしょう。一方でGoogleが消している場合は、ポリシー違反を疑ってください。
いずれにしてもコメントが減ったと思ったら、投稿者かGoogleが消しているのがほとんどです。システムエラーによるコメントの消滅は考えにくいでしょう。
口コミを見られないときの対応4つ
Googleの口コミが出ないときは、さまざまな対処法を試してください。まずはGoogleからの通知を確かめましょう。それがないときは、ポリシー違反のチェックをしたり、ヘルプサポートに問い合わせたりする選択肢があります。口コミ非表示への対処法をまとめました。
1.Googleからの通知をチェック
まずはGoogleからの通知を確かめてみてください。Googleから書き込みの通知が届くのは、正式にコメントが表示される場合がほとんどです。それがない場合は、ユーザー側の問題が疑われます。
コメントの表現が不適切だと、Googleから投稿通知が届きません。その場合は検閲を受けたことを疑いましょう。お客さんの口コミが出てこないと思ったら、不健全な表現を含んでいた可能性があります。
2.ポリシー違反がないかチェックする
口コミが表示されないときは、ポリシー違反の可能性を考えてください。1ヶ月経っても非表示になっていれば、Googleに投稿を認められていないか、削除された可能性があります。
Googleには決まったポリシーがあり、それに反するコメントは消しているのです。スパムや事実に反するコンテンツ、性的表現や中傷のように人を不快にさせる表現などがあると、検閲を受ける可能性があります。また事業者側が架空の口コミを大量投稿するようなやらせ行為も、不健全と判断されるリスクのためおすすめできません。
このように間違ったコメントは、Googleのチェックで表示されないことがあります。事前にポリシーを読み、違反しないように気をつけてください。
3.ヘルプコミュニティを利用してみよう
もし口コミ非表示の原因がわからない場合、ヘルプコミュニティを使ってみましょう。こちらはGoogleマップ内に設けられています。
ヘルプコミュニティではGoogleの使い方がわからなかったり、問題が起きたりしたときに役立ちます。よくある質問集もあり、そこから原因を見つけられるかもしれません。口コミ非表示に限らず、サイトでトラブルが起きたときは、ヘルプコミュニティから対処できるでしょう。
4.Googleサポートへの問い合わせも選択肢
どうしても口コミ非表示の問題を解決できないときは、Googleサポートへのアクセスも選択肢です。Googleにはサポート受付フォームがあり、利用時のさまざまな問題を問い合わせられます。
サポートに向かったら、口コミが反映されない問題を伝えましょう。自身のサイトについて、口コミが見られないときの状況をなるべく具体的に記してください。ここまで済ませたら、Google側からの回答を待ちましょう。それに合わせて適切な対処を施してください。
まとめ
口コミが反映されないとトラブルがあったと思い、不安になる事業者もいるでしょう。その場合はポリシー違反がないか確かめてください。どうしても問題を解決できない場合は、GoogleマップのヘルプコミュニティやGoogleサポートに問い合わせましょう。
お客さんの声は、健全な事業継続に重要です。それを見られないと運営に影響が出るかもしれません。口コミを見られるようにするためにも、早期対処が重要です。
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