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【こんな職場は嫌だ!】風通しの良い職場とは?メリット・デメリットを徹底解説

求人募集の文言で「風通しの良い職場です!」と記載されているのを見たことはありませんか?風通しの良い職場と言われると何となく良さそうな職場だろうと想像するかもしれません。しかし具体的に風通しの良い職場とは何かと言われても、上手く説明できない人もいるでしょう。ここでは、風通しの良い職場とはどのような職場なのか詳しく見ていきます。

風通しの良い職場とは?

風通しの良い職場とは、簡単に言えば自分の意見を率直に言い合うことのできる職場を指します。ある意味上下関係があまりなく、フラットな関係性にある職場とも言えるでしょう。また風通しの良い職場を見てみると、いくつか共通点があるようです。その共通点について見ていきましょう。

社内コミュニケーションが活発

まず社内におけるコミュニケーションが活発であるのが特徴です。それぞれの社員が意見を出し合っていて活発で明るい雰囲気が感じられます。また挨拶もしっかりと行っていて、何か悩み事があれば気軽に先輩や上司に相談できるのも特徴の一つです。社員同士常日頃から話をしているので、アットホームな雰囲気もあります。意見交換を頻繁に行っているので、情報も円滑に共有できます。

意見を言いやすい

上下関係が良い意味でなく、フラットな関係性であるところも風通しの良い職場の特徴です。このため、上司に対しても自分の意見を言いやすい雰囲気があります。役職や年齢、キャリアなども関係なく、自分のアイデアが言いやすく、何でも受け止めてくれるオープンな雰囲気のある職場です。自分で考えて行動できるので、のびのび仕事をしている人も多い傾向があります。

人間関係が良好

活発にコミュニケーションが取れているので、人間関係がおおむね良好なのも風通しの良い職場の特徴です。コミュニケーションを密に取れているので、社員同士お互いのキャラクターも深く理解しています。人間関係が良いので、チームワークも機能しやすい特徴も見られます。

透明性のある職場

風通しの良い職場の特徴として見逃せないのは、情報の透明性です。会社の方針やルールが明快で、社員全員がそのことを理解しています。仕事をするにあたって何をすればいいのか、何をしてはいけないのかがわかっています。社員としてみればルールが明確だと、仕事がしやすく感じられるでしょう。

何をしてもいいわけではない

「風通しの良い職場」と言われて、しばしば勘違いされるのが「自由で何をしても良い職場」であるという思い込みです。上司と部下の関係がフラットになって、役割分担があいまいになってしまって、社員の勝手を許してしまうこともあり得ます。これは風通しの良い職場とは言えません。

また上司が部下に嫌われたくないと思って、悪いことを言えなくなるのも風通しの良い職場とはまた違います。これだと部下が調子に乗ってしまい、職場の収拾が付かなくなってしまいます。ポジティブなこともネガティブなことも、率直に意見交換できる職場こそが、風通しの良い職場です。

風通しの良い職場のメリット

風通しの良い職場づくりを心がけると、いろいろなメリットが期待できます。主なメリットについて、いくつかピックアップしてみました。

勘違いが起こらない

風通しの良い職場になると、社員それぞれが率直に意見を言い合えます。このため、立場に関係なく社内の情報の共有がスムーズです。勘違いも連係ミスなども起こりにくいのはメリットです。また経営方針や当面の目標なども共有されるので、会社の思っている方向に社員全員が向きます。結果的に成果が生まれやすくなるわけです。

離職率が低下する

風通しの良い職場は、悩みごとなども先輩や上司に相談しやすい傾向が見られます。何か不満があってもすぐに周囲の人に言えるので、ストレスを溜め込むような心配もありません。その結果、社員が離職しにくくなるわけです。

風通しの良い職場は、働き方改革も進めやすい特徴があります。社員の不満や要望をくみ上げられるからです。近年では職場に求めることも随分多様化しつつあります。風通しの良い職場なら、フレキシブルで多岐にわたる要望にも対応できるでしょう。社員の能力が存分に発揮され、モチベーションの高い状態を維持できるはずです。

トラブルにも迅速に対応できる

風通しの良い職場では、どのようなことも上司に対してスムーズに報告します。トラブルが起きた場合でもスムーズに報告できるので、迅速に対策を講じられるのもメリットの一つです。もし風通しが悪いと「ミスの責任を取らされる」と部下が思ってしまい、ミスを隠ぺいしてしまい事態がどんどん悪化しかねません。

上司が現場の状況をリアルタイムで把握できるのもメリットの一つです。未然にミスを防止できるからです。業務効率化を目指すのであれば、風通しの良い職場環境を整備することが求められます。

イノベーションが創出される

風通しの良い職場は、社員が自由闊達に意見を述べられます。何か良いアイデアが思いつけば、それを会社ですぐに提案できるわけです。新しいアイデアや発想も社内で迅速に共有され、イノベーションの創出につながっていきます。活発にアイデアが出てくれば、新商品やサービスも生まれやすく、業績の向上につながっていくでしょう。

風通しの良い職場のデメリット

風通しの良い職場と言われると、良いことばかりというイメージを持つ人も多いでしょう。しかし風通しの良い職場はメリットばかりではありません。実はデメリットもあるので注意が必要です。ここでは考えられる主なデメリットについて、いくつかピックアップしてみました。

人間関係の問題

コミュニケーションが活発になることで、逆に人間関係のトラブルが起こりかねません。とくに考え方や価値観の合わない従業員同士で、深刻なトラブルが発生するかもしれません。スムーズなコミュニケーションを心がけるためには、マネジメント面で工夫しましょう。

緊張感が失われる

風通しの良い職場は、上下関係が希薄になりがちです。その結果、従業員から緊張感が失われてしまう恐れもあります。遅刻が増えるなど勤務態度がルーズになってしまう危険性があるので、注意しましょう。ルーズな部分が社内でおさまっているならまだしも、社外の人間に対しても同様だと問題です。取引先との信頼関係が崩れ、売上にもマイナスの影響をもたらしかねません。

なじめない人も出てくる

風通しの良い職場だと、意見を率直に言えるのはメリットです。しかし一方で引っ込み思案の人もいます。このような人にとって、何でも意見を言い合える職場はプレッシャーに感じられるかもしれません。周りの人が積極的に意見しているのを見て、居心地が悪く感じられ、離職してしまう恐れも出てきます。

意見を言い合ってオープンな雰囲気づくりを進めるのは構いません。ただしほかの社員にも強要しないように注意してください。コミュニケーションが苦手な人も中にはいる、という事実を頭に入れておきましょう。

パフォーマンスが低下する

上下関係がフラットになることによって、立場関係なく意見を言いやすくなるのは確かにメリットです。その反面、組織の規律が失われかねないのはデメリットになり得ます。上下関係が希薄になって、上司や先輩の支持を尊重しなくなる恐れがあるからです。

こうなると社員の中には独断で勝手な行動をするケースも出てきます。その結果、チームとしてのパフォーマンスが低下する場合もあるわけです。上下関係をフラットにする一方で、組織が機能するための最低限のルールを設定し、社員にも遵守させることが大事です。馴れ合いの関係にならないように注意してください。

効果的な風通しの良い職場にするためのおすすめ施策

風通しの良い職場にするには具体的にどうすればいいか、具体的な施策をいくつか紹介します。風通しの良い職場はメリットもあれば、デメリットもあることは先に紹介した通りです。デメリットのリスクを最小限に抑えた施策ばかりなので、参考にしてください。

挨拶を心がける

簡単に取り掛かれる施策の一つです。従業員には挨拶の励行を徹底してください。朝出社したら「おはようございます」何かしてもらったら「ありがとう」と当たり前のことを当たり前にできるような職場をつくりましょう。

意外と社内の挨拶がおろそかになっている企業も少なくありません。ついついパソコンの画面とにらめっこして作業をしていると、挨拶に反応しなかったり、相手の目を見なくなったりしがちです。挨拶されて悪い気になる人はいないでしょう。誰にでも取り組めることだからこそ、社内で徹底することをおすすめいたします。

イベントを開催してみる

社員同士の交流を進めるために、何かイベントを定期的に開催してみるのも一考です。具体的には運動会や社員旅行などが考えられます。さらには簡単に飲み会を開催してみてもいいでしょう。大規模なイベントが難しい場合は、部署ごとに小規模なイベントを開催することもおすすめです。

ただしコロナ禍のように、イベントを開催するのがはばかられるような時期も今後あるかもしれません。そのような場合には、誕生日を社員同士で教え合うといった施策がおすすめです。社員同士で共通の話題を持たせれば、世間話もしやすくなるからです。

雑談するきっかけを与える

社員同士が活発に会話できる機会を作れるように、雑談しやすい施策を講じるのも良いでしょう。たとえば社内にカフェスペースを設けたり、おやつの休憩時間を設けたりといった施策が考えられます。ちょっとした雑談のできる機会を提供することで、社員のコミュニケーションは活性化されます。また何気ない雑談の中から、ビジネスにつながるアイデアが生まれるかもしれません。

ただし雑談ばかりしていると、作業効率が低下してしまいます。そこでカフェスペースを設ける場合には利用可能な時間を決めておく、雑談できるスペースは作業場から少し離れたところに設置するなどの対策を講じましょう。

チャットツールの活用

コロナ禍によって、リモートワークやテレワークを本格的に導入している企業も増えてきています。すると対面で話をする機会がなかなかないかもしれません。この場合、チャットツールを積極的に導入してみるといいでしょう。チャットの中で雑談専用のチャンネルを作れば、リモートでも活発にコミュニケーションが図れます。

チャットの雑談チャンネルで、コロナ前に知られていなかった特定の社員の趣味がわかり、盛り上がることも過去にはあったようです。このように直接会って話す機会がない企業でも、人となりを知る方法は今ではいくらでもあります。

社長室をなくす

社長にだれでも気軽に話しかけやすくする環境づくりのために、社長室をなくした企業も過去にはありました。社長が常に社内にいるので、社長を捕まえて従業員が仕事の相談や報告を行いやすくなります。会社によっては社長が普段何をしているのかわからないというところも結構あるでしょう。社長室をなくすことで、このような不透明さがなくなります。また情報伝達がスムーズになって、意思決定がスピーディになる可能性も期待できます。

新規事業に乗り出す

新規事業にチャレンジすることで、社内のコミュニケーションを活発化させる施策もおすすめです。未経験のジャンルを手掛けることで、社内が一つにまとまりやすくなるからです。とくに部署間のコミュニケーションが密になるでしょう。過去の事例を見てみると、若手でプロジェクトチームを作り新規事業に備えたケースがありました。若手人材が起点となって、ほかの社員間のコミュニケーションが活性化したという成果も出ています。

1on1ミーティングの導入

風通しの良い職場にするための施策として、1on1ミーティングの導入を試みた企業も少なくありません。1on1ミーティングとは、上司と部下が1対1で行うミーティングのことです。上司一人に部下が多数だと、引っ込み思案の人はなかなか上司に意見が言いづらくなりがちです。

しかし1対1であれば、悩みや課題なども話しやすくなります。上司も一緒になり、部下の抱える問題点を解決してあげましょう。定期的に開催することで、部下の悩みを早期発見できます。早期発見することでメンタル面の不調など深刻な事態を回避し、部下の成長を促せます。また上司が何を思っているのかも、部下に伝わりやすくなるでしょう。

フリーアドレスの導入

風通しの良い職場の中には、フリーアドレスを導入しているところも少なくありません。フリーアドレスとは、社員の席を固定しない勤務スタイルのことです。空いている座席があれば、社員がだれでも自由に使用できるわけです。

フリーアドレスにすることで、隣のデスクで仕事をしている社員が日によって違ってきます。異なる部署の社員が隣で作業する場合もあり、普段なかなか話のできない社員との交流が生まれやすくなります。結果的に社内の風通しも改善できるわけです。

社内アンケートを実施する

社内アンケートを定期的に実施するのも、風通しの良い職場づくりの施策としておすすめです。アンケートを取ることで、社員がどのような部分に不満を抱えているかが明らかになります。また風通しの良い職場を目標にして、現状の進捗状況を確認するためにも有効です。

もしアンケートを実施するのであれば、目的について社員にきちんと説明してください。またリサーチ結果をオープンにして、結果を施策にどのように反映するかも説明したほうが良いでしょう。そうすることで社員もアンケートに参加する意義を理解でき、協力的になるからです。

メンター制度の導入

メンター制度も風通しの良い職場にするための有効な施策の一つです。メンター制度とは、先輩社員が新入社員に付いて、仕事の進め方や仕事をするにあたっての心構えなどアドバイスする制度を指します。先輩社員が手取り足取り指導してくれるので、新入社員の不安を解消できます。早期離職の防止効果も期待できる制度です。

また企業の規模によっては、経営陣がメンターになるのも一考です。この場合、月に1回くらいのペースで新入社員と1対1で対話することで、その悩みを解消するように進めるといいでしょう。

まとめ

風通しの良い職場にすれば、社内のコミュニケーションも活発になります。社内のありとあらゆる情報が共有されるので、仕事もスムーズに進められるでしょう。風通しの良い職場は、上下関係がフラットで上司や先輩相手でも話しやすいのが特徴です。

しかし風通しの良い職場づくりを目指して、やり方を誤ると馴れ合いの緊張感のない職場になりかねません。そうならないためにも社会人として最低限のルールの順守は、社員に周知徹底することが大事です。ここで紹介した施策を参考にして、会社の風通しを改善しましょう。

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