SNS戦略

企業のSNS利用比率ナンバー1は?その活用方法とメリット!

多くの企業がSNSを利用するのが当たり前になっていますが、1番多く利用されているSNSは何なのでしょうか。株式会社アディッシュが2021年に行った「企業のSNS利用とソーシャルリスク対策の実態調査」の結果から、企業が実際に利用しているSNSの利用率を探っていきます!

また、それぞれのSNS活用方法やメリット、運用における課題やデメリットについても合わせて見ていきましょう。

最も多く利用されているのは「Twitter」

最も多くの企業に利用されているTwitterは、アンケートに回答した企業の52%に利用されているSNSです。

全世界に約3億3000万人のユーザーがいるTwitterは、国内のアクティブユーザーも約4500万人に上ると言われています。10代・20代の利用が目立つものの、幅広い年代層のユーザーを抱えています。

Twitterのメリット・活用方法

140文字以内の短文を気軽に投稿できるTwitterは、短時間に多くのユーザーが投稿し拡散力も大きいのが特徴です。低予算で始められ、企業やサービスの認知度を高める費用対効果が高いのがTwitterのメリットと言えます。拡散されたときのインパクトは爆発的で、一気に知名度を上げることも夢ではありません。

ユーザーと企業との壁が低く、コミュニケーションを取りやすいのもメリットです。消費者の生の声を直接聞けるのもマーケティングに有効でしょう。

そんなTwitterは、プレスリリースや季節の案内、期間限定のイベントなど、すぐに伝えたいことを投稿するのに最適です。

フォロー&リツイートで商品が当たるプレゼントキャンペーンも人気を集めています。キャンペーンを行うことでフォロワーの獲得・情報拡散による話題性の獲得など、大きな成果を上げる企業が多くあります。

企業によるTwitter運用の課題・デメリット

企業のTwitter炎上は、たびたびニュースで取り上げられています。Twitterでの発言が誤解を生んだり、企業の不祥事に対する避難がツイッターに集中したりと、炎上のパターンはさまざまです。投稿内容を事前にチェックする体制を整えたうえでTwitterを導入する必要があります。

また、フォロワーがゼロの状態からスタートするため、効果が現われるのには時間がかかります。中長期的な運用が必要になることも念頭に入れて導入しましょう。

Twitterと同率1位は「Instagram」

Twitterと同率の52.0%の企業に利用されているのがInstagramです。2010年にサービスが開始されると、瞬く間に世界に約10億人のユーザーを獲得しています。国内にも約3300万人のアクティブユーザーを擁しており、今なおユーザーが増え続け波に乗っているSNSサービスなのです。

Instagramのメリット・活用方法

Instagramの特徴は、画像メインのSNSなので視覚に訴えかける広告を打つのに最適です。最近では、文字入れの投稿も非常に多く、写真だけでなく様々な情報をキャッチできるツールとなっています。

また、広告味を出さずに広告を出せるのもInstagramならではといえます。一般ユーザーの投稿に混ざって広告を出せるので、いかに企業感を無くしたユーザー目線の投稿をすることで自然な流れで閲覧してもらうことが可能です。投稿から企業のECサイトへ遷移させることもできるので、購入や申し込みにダイレクトにつなげられます。

さらにInstagramの良いところは、ユーザーがビジネスアカウントに対して好意的な点です。ユーザーの約8割が何らかの企業のアカウントをフォローしているとも言われていて、ビジネスユースに向いているSNSだと考えられます。

企業による Instagram運用の課題・デメリット

Instagramは投稿が発見欄に掲載されることで、フォロワー外に外部露出していくわけですが、闇雲にインスタ運用しているだけだと、この発見欄に掲載されるまでかなり時間がかかります。運用ノウハウが溜まっていないと、結果的に諦めてしまうといったことも多いです。

また、Instagramに広告を掲載するには費用がかかります。広告が表示されることによって発生する「インプレッション課金(CMP)」や広告クリックによって発生する「クリック課金(CPC)」などが発生します。
※広告を掲載せずインスタ運用でフォロワーを伸ばし、集客出来ればコストはかかりません!

3位の「Facebook」は企業の46.1%が利用

月刊アクティブユーザー数は23億2000万人と、世界最規模のSNSであるFacebookは、実名登録が必要なのでトラブルが少ないのが特徴です。

Facebookのメリット・活用方法

1人で複数のアカウントをもつことも禁止されているので、ターゲティング精度に優れているSNSだと言えます。登録されているユーザー情報やWEB上での行動履歴からユーザー属性が明確になるので、それに合わせたプロモーションが可能になります。

実名登録であることから攻撃的な発言が少ないので、炎上などトラブルの可能性からSNS導入を躊躇している企業は手始めにFacebookから始めてみるのもおすすめです。

Facebookの利用者は30代から50代の社会人が多いため、他のSNSに比べてビジネスに精通しているユーザーが多くいます。そのため、BtoB企業が情報発信するのにも最適なツールだと言えます。

広告フォーマットが種類豊富なのもFacebookのメリットです。11種のフォーマットから購買ステップや広告配信の目的に合ったものを選べます。

企業によるFacebook運用の課題・デメリット

Facebookは仕様変更が頻繁にあるため、その都度画像の配置や設定の変更などに柔軟に対応していく必要があります。

また、30代以降の利用が多いFacebookでの広告は、10代・20代向けの商材やサービスなどの広告には向いていないでしょう。

4位の「LINE」は42.6%が利用

国内における月間アクティブユーザー数約8400万人を誇るLINEは、今や日常生活に欠かせないコミュニケーションツールです。メッセージの送受信がメインだと思われがちですが、LINE上のLINEニュースやタイムラインなどに広告を掲載することができるのです。

LINEのメリット・活用方法

LINE広告の最大のメリットは、リーチできるユーザーの多さにあります。アクティブユーザーは日本人の人口の66%に上り、年代も幅広いのがLINEの特徴です。また、ユーザーの約85%が1日1回以上利用していると言われています。

さらにLINE広告は、LINE独自のユーザーにリーチできるのも大きなメリットです。InstagramやFacebook、Twitterなどといった他のSNSを利用せずLINEのみを利用するユーザーも19.9%存在しているのです。

また、広告の配信場所がタイムラインやLINEニュース、ウォレットなど10か所もあるので、大々的なプロモ―ションに使用したり、特定のターゲットに絞った配信をしたりできます。

企業によるLINE運用の課題・デメリット

TwitterのリツイートやFacebookの「いいね!」のような機能が無いので、拡散力が弱いのがLINEのデメリットではあります。ただし現在は、タイムラインでハッシュタグ機能が追加され、拡散性がアップしています。

また、LINE広告は審査が厳しく、掲載できない商材・サービスも多いので注意が必要です。

42.5%の企業が利用しているのが、YouTube

全世界のユーザー数は20億人以上と、インターネット人口の3分の1に利用されているのがYouTubeです。日本におけるユーザーは6200万人と、ネット人口の82%が利用している世界最大の動画共有サイトです。

YouTubeのメリット・活用方法

テキストよりも多くの情報を分かりやすく伝えられるのが、YouTube動画による広告のメリットです。また、動画を掲載できる他のSNSよりも長尺の動画が配信可能です。チャンネル登録してもらえれば、長期にわたるファンを獲得することもできます。

YouTube利用者の約50%が「YouTubeで視聴したことで商品の購買を決定したことがある」とのアンケート結果もあり、広告効果が高いSNSだと言えます。

企業によるYouTube運用の課題・デメリット

YouTube動画は、撮影はもちろん編集作業が重要で、最初の5秒で興味を惹くことができないとスキップされてしまうと言われています。クオリティの高い動画を作成するためにはノウハウや経験が必要で、製作会社に外部委託する企業も少なくありません。その点で費用がかかるのがデメリットです。

また、動画を1本上げたからといってすぐに効果が現われるものではありません。社内での広告運用ノウハウや広告運用に割ける時間の有無によっても、効果が出るまでに時間がかかることが考えられます。

まとめ

企業における利用率ナンバー1のSNSは、TwitterとInstagramという結果になりました。ただし、どのような商材やサービスを扱うのか、予算はどれくらいか、どの年代層をターゲットにするかなどによって最適なSNSは違ってきます。それぞれのSNSの特徴や魅力、そしてデメリットも考慮の上で、効果的なマーケティングが叶うSNSを利用するといいでしょう。

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